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2019-06-19

家庭用の格安55V液晶テレビでデジタルサイネージ

最近55型程度の液晶テレビは、信頼性に評判のある海外メジャー(Hisense)などでも割安になってきました。4KでなくフルHD(1920×1080)なら5〜6万で買えてしまいます。

ハイセンス Hisense 55V型 液晶 テレビ 55K30 フルハイビジョン 

これが使い物になるなら、一旦サイネージを導入して頂いて、活用方法を見いだしてもらえるのでは!

ということで、今回はデジタルサイネージ用として、表通りに面した店舗のガラス越しに屋外に向けて設置しました。明るさや取り回しなど、実際導入するまでは色々不安でしたが、想定以上に使い勝手が良く、ほぼ満足です。

今回の機種はこれです ↓
ハイセンス Hisense 55V型 55K30 (メーカーサイト)

1) 初期設定ウィザードに「店頭設置」モードがある!

最初に電源を入れた時に初期設定ウィザードが走ります。ここに「店頭設置モード」という項目を選ぶことができ、これにより

・輝度を100%に
・無操作時電源offを無効に

してくれますので、個別に設定する必要がありません。
サイネージでは必要な設定なのでとても助かります。

2) AC電源のoff→onに連動して起動

これも家庭用のモニタには期待していませんでしたが、前述の「店頭設置モード」によるものか、電源の入力に従って起動するので大変良いです。今回このモニターの電源は照明のラインから取りましたので、部屋の照明のスイッチに連動してon/offする運用が可能になりました。

屋外に向けて設置すると、環境によってはリモコン操作が難しくなりますので、これはかなり有効です!(屋外からのいたずら防止の為に受光部は黒いビニールテープなどでふさいでおきましょう)

3) コネクタ類が画面に対して並行。後ろに出っ張らない

すべてのコネクタが画面に対して並行に配置されていて、コンパネのベニヤなどに固定してもコネクタが邪魔になりません。穴開け位置の工夫次第では、コンパネに固定後もコネクタ部にアクセスできると思います。

私は画面の正面左側を上面にして、縦型として設置しましたが、丁度HDMIは上、AC入力部は下になりましたので取り回しが良いです。

4) 明るさは想定以上。朝日直照の午前中は厳しめ

家庭用のディスプレイということもあり、屋外に向けたガラス越し(ガラス面に貼り付け)の表示には期待していませんでしたが、結果

  • 朝は厳しめ
  • 昼は寄ると十分見える
  • 夕方以降はバッチリ

という朝〜昼の明るさ以外は満足のいく結果になりました。用途によっては厳しいと思いますが、今回は細かい文字の判読を目的としていませんでしたので十分です。

また、VAパネルということで視野角も気にしていましたが、それはほぼ気になりませんでした。今のVAって凄いんですね。

5) 発熱は大丈夫そう?

6月後半の30℃近い気温、直射日光のあたる密閉ショーケース内に設置しました。
ファンなどは内蔵されていなさそうですが、家庭用の輝度のLEDということもあるのか、1-2週間ほど設置して特段問題なく常設できています。

正直、ここまで店頭に常設する「道具」としての使い勝手が良いと思っていませんでした。1台5-6万ぐらいのモニタで55V フルHDでサイネージが実現できちゃうので、直射日光の当たらない屋内(モール内など)でしたらこれで十分だと思います。凄い。

弊社では

  • モニタの選定、調達、設定・固定用造作、設置
  • 配線取り回し、スピーカー設置
  • スケジュール運用
  • クラウド(GoogleDrive)と連動したプレーヤーシステム
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までワンストップでご提供いたします。使い勝手や投資対効果の高いシステムが少ない中、まず手軽に初めていただけるシステムをご提案いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせ下さいませ。

※工事は関西圏、および首都圏(弊社パートナー経由)

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